きょうもナイスな酒で おいしかるかる~って感じの坂戸屋四代目むかさ陽一の日記っす~


by yomukachan
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仙台の和食”K”

仙台の和食”K”_a0049979_10235336.jpg萩野酒造訪問後、曜平さんと仙台へ。
仙台ということで最も来たかったお店がここ”K”さんです。わたしの第一希望。以前にお世話になっている蔵元さんや酒屋さんにお供してお昼に一度だけ寄らせてもらったことがありましたがすでに6年前のお話。今回念願かなっての再訪となりました。久しぶりでしたがやはりわかりにくい場所、本当に隠れた小さなお店です。

まずはお酒のお品書きが渡されました。今日のために大将が選びに選び抜いた『萩の鶴』と『綿屋』のフルラインナップ。これがすべて料理に合わせた順番になっているというのは途中で気づいたことです。

そしてお料理。
最初のお刺身から最後まで東北の幸を堪能できる考え抜かれた圧巻の内容。最初は驚きから始まり、途中から笑みがこぼれるようになり、最終的には口元があがりっぱなし。出てくる料理と出てくるお酒が毎回毎回口中で渾然一体になる・・・この感覚は本当に楽しいものです。ホントなかなかお目にかかれるものではありません。

こちらのお店の素晴らしさは、非常に手間隙をかけたお料理がいい塩梅で出され、そのつど合うお酒を選んでくれ、そのお酒もほぼパーフェクトな状態で出され、薀蓄好きな人にはいろいろお話してくれ、これを客に気を遣わさずにたった二人でやられている・・・そういうことです。

料理とお酒があまりにも馴染むので気がつけば『萩の鶴』、『綿屋』あわせて11種飲んだににもかかわらずほろ酔い加減でしんどさ皆無。8月札幌に行った時の寿司店”K”の感動に勝るとも劣らないこの楽しさ。毎回思いますがお店というのは素材も大事ですが”人”そして”地”がとても大切だとさらに実感した次第です。

このお店の名前や内容はここでは言いたくないので仙台に行く用事があって是非行ってみたいという方はわたしまでお尋ねください。

写真は満喫後に撮ったものです。一番右が萩野酒造佐藤曜平さん。そしてわたしの師匠T氏とそのご友人&わたしの親友というメンバーで楽しく美味しい夜でした。

今回出張中でお会いできませんでしたが大将にいろいろお話してくれて完璧に段取りしていただいた『綿屋』の金の井酒造三浦専務に厚くお礼申し上げます。
by yomukachan | 2006-09-21 10:24 | ぐるめぶり